高血圧になったら守るべき食生活の基本

高血圧だと診断されたら、薬物療法といくつかの生活習慣の見直しが必要になります。

 

主な見直し点は

です。

 

これらの見直しは、高血圧だけではなく、すべての生活習慣病に有効ですし、健康な人にとっても理想的な生活習慣を送ることで、病気の発生を予防することにつながります。

 

生活習慣の改善では、特別なことをする必要はありませんが、目標を設定して、その目標に対してできることから取り組んでいくことが大切です。

食生活の基本

高血圧の予防や改善に向けての食事療法を実践していくためには

  • 食塩量を抑える
  • 栄養のバランス
  • 食べすぎをしない(カロリー摂りすぎに注意)

ことが大切です。

 

食生活の基本の中で一番大切なのは、食塩量を抑えること。

 

日本人の1日の食塩摂取量は厚生労働省の高血圧治療ガイドラインでは6gとされており、日本人の平均的な塩分摂取量が11〜12g程度ですから、約半分に抑える必要があります。

 

栄養バランスが悪いと高血圧の改善以前に健康に悪い影響を与えますし、食べ過ぎは、肥満の原因や糖尿病のリスクを高めますし、

 

タンパク質やミネラル、ビタミンをバランスよく食べて、標準体重を維持するよう心がけましょう。

 

また、高血圧は食生活や生活習慣の影響によって起きやすくなるため、同じ食事や同じ生活習慣を取っている家族にも同じようにリスクは高くなっており、高血圧も発生しやすくなります

 

そのため、家族全員で食生活の見直しを行えば、自分も家族もリスクを抑えることができて効果的です。

 

 

 

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高血圧になりやすい日本国民の食生活

日本人は、40歳以上で2人に1人が患者だと言われており、国民病とも言えるのが、この高血圧です。
塩分摂取量が多い日本的な食生活が原因の1つとなっています。

 

高すぎる日本人の塩分の摂取量

高血圧になる要因の1つとして、日本人は国際的に見ても塩分を多量に摂取しています。1日あたりの摂取量は、ヨーロッパ、アメリカで9g前後ですが、日本人は10g以上と言われいます。例えば、味噌であったり、醤油であったりする調味料や、漬け物だったり、【塩分が高い】食品が原因だと言われており、加工食品や外食の塩分も多いとされています。

 

そのため、適切な塩分の摂取量としはて、厚生労働省から、男性1日10g未満女性1日8g未満を目標に掲げられています。
なお、WHO(世界保健機関)ではその約半分の6g未満が推奨されています。