不摂生で高血圧

不摂生でも健康体。高血圧は何かの間違い!?

 

54歳、広告の制作をやっている男性会社員です。

 

40代後半からは、社内ではベテランで管理職。


 

不摂生でも健康体。検査は何かの間違いと気に留めなかった

ほぼ1日デスクワーク。10時出社で20時の帰社までほとんど1日社内。運動不足になっていたと思います。お酒は毎日ビール2本くらい、タバコは1箱半。そんな不摂生をしていても健康体であることが半ば自慢だったと思います。健康診断でもほぼオールA。血圧も標準で自分が高血圧で引っかかるとは思っていませんでした。

 

50歳の時の健康診断で上150/下100という、これまで見たことのない数字がでてきました。たぶん何かの間違いだろう。たまたま、調子が悪かっただけだと気に留めていませんでした。

 

 

運動しても血圧は下がるどころか上がっていた

しかし再検査「気をつけましょう」と言われたので、血圧が上がった原因は「内臓脂肪」と「運動不足」だろうと判断して、スポーツジムに通うことにしました。久々の運動だったので、体力が衰えまくっていることに驚いました。週2回の運動。最初大変だった筋肉痛もなくなってきたので、次の検査(半年後)では血圧も下がっているに違いない。と思っていました。

 

週2回の運動を始めてからの最初の健康診断。下がったと思った血圧は上155/下100と下がらずにむしろ上がってしまっていました。がっかりでした。運動がまだまだ足りないのでは?と思い運動をもっとしなければ、と考えたのが、いま考えると失敗の始まりだったと思います。

 

 

薄味の食事にイライラ。高血圧の値にも次第に慣れてきた

塩分にも多少気をつけるようにしました。もともと薄味が好きでしたが、塩分ばかり考えながらの買い物はかえってストレスが溜まるばかりだったかもしれません。ネットで調べても、塩分には意見が分かれていてよけいイライラ。

 

カミさんが血圧計を買ってきてくれました。1、2週間測りましたが、ぜんぜん変わらないので、これもやめてしまいました。こんなことを続けながら、結局血圧のことを考えるのが面倒になり、結局忘れてしまいました。

 

さらに1年後の52歳時の健康診断、上160/下110。だんだん高い数字にも麻痺してきました。別に体調も悪くはないので気にしなくなっていました。ジムに通っているだけ偉いものだ、と思っていました。

 

 

だんだん仕事でもストレスが溜まり気味になり、いつの間にかもしかすると耳鳴り?という現象がでてきました。じょじょになので、それがどうなのかわかりませんでした。
またネットで調べると「血圧の薬を飲み始めると一生やめられなくなる」という情報がありました。これを見てから医者には行かない方がいいと思い込むようになりました。この判断も失敗のひとつだったと思っています。

 

考えると怖いので、塩分を気を付けることと運動だけは気をつけるようにしました。

 

 

脳出血で2週間の入院と半年の禁酒

53歳の健康診断で相変わらずでした。そうこうごまかしているうちに大変なことになりました。

 

「あれ、なんかおかしい」と思いました。なんだか身の回りがスローモーションに感じたのです。ちょうど、部内の飲み会の日でしたが、手を動かすのも恐る恐る。ろれつもまわりづらく、とても怖い状態でした。その日はなんとか帰宅できました。

 

翌日、病院で頭部のCT検査の結果「脳出血」だったことがわかりました。軽度だったこともありましたが、2週間の入院と半年の禁酒で済みました。悩んでいたの降圧剤も飲むことになりました。

 

 

高血圧の診断を受けたら設備の整った病院の予約を!

アムロジピンとカンデサルタンという薬を毎日飲むことにしました。
毎朝20分の散歩と朝晩血圧を測る習慣。
塩分は大好きなラーメンのスープは半分残す等気をつける程度。
今では上125/下80で安定しています。

 

アドバイスするとしたら、健康診断で高血圧と診断されたら、いろいろと悩まず設備の整った病院の予約を取りましょう、ということです。
治療の一環であれば、CTやMRI検査も保険内で受けられるし、薬の必要があるかは先生と相談しながら考えることもできます。

管理人「高松明久」が一言モノ申す

 

不摂生でも健康体。高血圧は何かの間違い!?

高血圧を下げる体験談をお聞かせくださいまして、ありがとうございます。

 

健康診断で数字には出ているとはいえ、自覚もない高血圧を指摘されてもなかなか真摯に受け止めることはできませんよね。

 

運動をしたり減塩をしたり、いろいろと試しておられるのは素晴らしいことだと思います。しかし、その結果として脳出血になったのはとても残念ですね。そもそも脳出血とはどういうものなのでしょうか?

 

脳出血とは脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳のなか(大脳、小脳および脳幹(のうかん)の脳実質内)に出血した状態をいいます。そのために意識障害、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れます。血腫(けっしゅ)が大きくなると脳浮腫(のうふしゅ)によって頭蓋内圧が高くなって脳ヘルニアを起こし、重い場合は脳幹部が圧迫されて死に至ります。
 近年、脳出血の死亡数は減ってきましたが、その最大の理由は高血圧の内科的治療が広く行きわたり、血圧のコントロールが十分に行われるようになったためと考えられます。また最近、脳出血は軽症化していますが、運動障害や認知症(にんちしょう)などの後遺症で悩む患者さんが多いのも事実です。

 

なるほど、脳出血は高血圧が原因で起こるんですね。怖いですね。

 

今回は軽症だったから助かったようなものの、もし、脳出血になったらどう対処したらいいのでしょう?

 

脳出血の患者さんでは、意識障害とともに呼吸障害を伴う場合が多くみられます。倒れた直後に注意しなければならないのは、吐物によって窒息(ちっそく)することと吐物を誤飲することです。吐いた場合は麻痺側を上に、顔と体を横にして誤飲を防ぎます。救急車が来る前には、頭部を後屈させて下あごを持ち上げ、口を開けさせて気道を確保します。枕はあごが下がり、舌根(ぜっこん)が沈下しやすいので用いません。
 このような処置をして、患者さんをできるだけ早く専門の病院に運び、適切な治療を行うことが大切です。
 普段から血圧の高い患者さんに突然に起こる、上下肢における持続性で片側の脱力は、脳出血を含めた脳血管障害の可能性があるので、軽い場合でも神経内科、脳神経外科のある専門病院で精密検査することをすすめます。

 

なるほど、救急車が来るまでに窒息しては危険ですからね。対処法を知ることは大切ですね。

 

しかし、一番いいのは未然に防ぐことではありますから血圧を下げる食べ物血圧を下げる飲み物などを上手に取り入れて生活習慣に心がけることが重要ですね。